不動産の親族間売買とは?注意すべき点を解説 part.5
豆知識2023.08.17
不動産の親族間売買とは?注意すべき点を解説 part.5
~はじめに~
所有している不動産は親族間で売買をすることも可能です。親族間であれば、お互いに都合のよい条件をつけやすいため、
よりお得な取引ができると考える人は多いですが、実際にはさまざまな注意点があります。
親族間売買だからこそ起きてしまうトラブルもあります。トラブルを上手に回避して取引を行うためにも、親族間売買におけるポイントを把握しておきましょう。
≪もくじ≫
5.不動産の親族間売買の流れ
5.不動産の親族間売買の流れ
不動産の親族間売買をスムーズに行うには、取引の流れを把握しておくことも大切です。
不動産売買ではさまざまな準備と手続きが必要で、慣れない人が行うと数ヶ月程度の時間がかかることもあります。
親族間で売買をする際の大まかな流れは、次の通りです。
①.不動産の現状を確認する
②.不動産売買の条件を決める
③.売買契約を結び、決済・引渡しする
①.不動産の現状を確認する
まずは売買する不動産が、どのような状態にあるのかを確認します。
法務局に行って登記簿謄本を取得するようにしましょう。売買契約書に記載する地番や面積は登記簿謄本のものと同一内容にする必要があります。
次に、売買価格を決定しますが、売買価格については先述の通り、みなし贈与とならないよう時価を調べたうえで、必要に応じて税理士等専門家に相談することが大切です。
相場よりも著しく低い金額で取引されると贈与税がかかります。贈与税は税金が高額になる傾向がありますので、売買後に税金が支払えなくなった、ということがないよう注意しましょう。
②.不動産売買の条件を決める
不動産の売買では、売買金額を決めるだけではなく、ほかにもさまざまな売買の条件を設定する必要があります。
例えば、引き渡した不動産に不備があった場合には、通常の取引では一定期間内の不備であれば売主の責任となりますが、特に親族間売買では誰がどのように責任を取るのかを定めた方がいいでしょう。
その他、親族間であっても、引き渡しの時期や税金など清算する金銭、契約解除となる事項などを決める必要があります。
また、ローンを利用できる場合には、決済・引渡しの日を定めておく必要があります。
引き渡し時に不動産の名義変更(所有権移転登記)のために必要な書類も揃えるようにしましょう。
③.売買契約を結び決済する
売買契約書を取り交わしたら、買主側が住宅ローンを利用する場合は金融機関と日程を決めてローンを決済し、売主に代金を支払います。
できれば代金の授受は銀行振り込みで行い、客観的に金銭の受け渡しがあったことを証明できるようにしておきましょう。
また、ローンを利用しない親族間売買では、契約と同時に決済・引き渡しを行うことが多いようです。
決済と同時に所有権移転登記を行いますが、こうした登記手続きについては司法書士に依頼する必要があります。
親族間売買で不動産会社を利用しない場合、こうした金融機関や司法書士とのスケジュール調整をするのはすべてご自身となるので、注意が必要です。
つづきは後日アップします。少しでも参考になれば幸いです。
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