大切な家を「特定空き家」にしないための空き家の活用方法9選!~ 1.居住用物件として…

大切な家を「特定空き家」にしないための空き家の活用方法9選!~ 1.居住用物件として賃貸する~

豆知識2023.12.17

大切な家を「特定空き家」にしないための空き家の活用方法9選!~ 1.居住用物件として賃貸する~

大切な家を「特定空き家」にしないための空き家の活用方法9選!

~ 1.居住用物件として賃貸する~

はじめに

昨今、日本では「空き家問題」が大きな社会問題となっています。活用されずに放置されている空き家が増えており、朽廃して周囲に迷惑をかけたり犯罪に利用されたりするケースがあります。危険性の高い空き家は「特定空き家」に指定されて固定資産税の負担が増えるケースもあります。

その一方で、空き家を活用することにより大きなメリットを得られます。賃貸に出すことで、空き家に生じるさまざまなリスクを避けられる上に、賃貸料という収益を得ることができます。

空き家の活用方法にはさまざまなものがあるので、具体的にどのような方法にとり組んだらいいか分からないという方も多いでしょう。今回は、空き家になっている建物を活かす9つの方法を詳しくご紹介いたします。

もくじ

1. 居住用物件として賃貸する

2. 店舗用物件として賃貸する

3. 借主負担型DIYを利用する

4.  お試し移住用住宅

5. シェアハウスにして賃貸する

6. 民泊経営をする

7. トランクルームにする

8. 地域のコミュニティスペースとして活用する

9. 寄付する

10. 番外編Ⅰ:売却について

11. 番外編Ⅱ:空き家管理について

 

上記の項目がそれぞれどのような方法なのか、見ていきましょう。

1. 居住用物件として賃貸する

まず、最初に思いつくのが空き家を居住用の物件として賃貸する方法があります。

たとえば、親から引き継いだ戸建てやマンションの一室を所有している場合には、そのまま賃貸に出せるケースがあります。特に、都心部で周辺の賃貸需要が高いエリアに立地している物件なら、修繕など大きく手を入れなくてもそのまま賃貸にしやすいです。

居住用物件として賃貸に出す場合、借家契約の種類をよく検討する必要があります。なぜなら、借家契約には、定期借家契約と普通借家契約があるからです。

定期借家契約の場合には、あらかじめ定めておいた賃貸借契約の期間が過ぎると必ず契約が終了して、物件を返還してもらうことができます。これに対し、普通借家契約の場合、賃貸借契約期間が終わっても、賃借人が希望したら原則的に契約が更新されます。

賃貸人は正当な理由がない限り、賃借人からの更新の申し出を断ることができません。

ですから、将来自分の都合で別の用途に使用したり売却したりしたい場合には、定期借家契約にしておいた方が良いことがあります。ただし、定期借家契約にすると、普通借家契約より賃料が落ちることが多いので、どちらのメリットを重視するか、状況に応じた判断が必要となります。

 

 

 

続きは後日アップします。少しでも参考になれば幸いです。

 

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